Certified Kubernetes Security Specialist (CKS) を取得しました

Kubernetesプラットフォームの構築、デプロイ、ランタイム時のセキュリティを確保する知識を持ち、必要となるタスクを実行する能力を証明するCertified Kubernetes Security Specialist  (CKS) 資格を取得しました。

2021/2/12に1回目を受験し41%、3/5に2回目を受験し80%でPassしました(合格は67%以上)。

試験概要

Candidate HandbookImportant Instructions: CKSFrequently Asked Questions: CKA and CKAD & CKSにあります。最新情報はリンク先を参照いただくとして受験時は下記のようでした。

受験前提CKA認定
方法オンライン
時間2時間
形式パフォーマンスベース(コマンドを実行して課題を解決する)
問題数15 – 20問
言語英語
再受験購入から12ヶ月の間に1回無料

特筆すべきは参照先の多さです。CKAではKubernetes.ioのdocs,blogだけだったと思うのですが、Kubernetes以外のツールに関するドキュメントも参照可能となっていました。つまりは出るってことですね。

  • Trivy documentation https://github.com/aquasecurity/trivy
  • Sysdig documentation https://docs.sysdig.com/
  • Falco documentation https://falco.org/docs/
  • App Armor https://gitlab.com/apparmor/apparmor/-/wikis/Documentation

学習方法

スケジュール

1/9 – 2/11Kubernetes Security Essentials (LFS260) 受講
2/121回目受験
2/13 – 3/1Kubernetes CKS 2021 Complete Course + Simulator 受講
3/2Killer Shell Simulator
3/3,4Kubernetes CKS 2021 Complete Course + Simulator 復習
3/52回目受験

Kubernetes Security Essentials (LFS260) 受講

CKS試験とバンドル購入していたKubernetes Security Essentials (LFS260)を一通り読み、手元のNUCのKVM上にKubernetesクラスタをインストールしてExerciseをやっとあと、復習しました。ググるとみなそろってKubernetes CKS 2021 Complete Course + Simulator (以下Killer Shell)をやっているので不安でしたが、まずはLFS260だけでどれだけ行けるかやってみました。

1回目受験

与えられたタスクを遂行する手順が書かれており、それをたんたんと実行すれば良いのですが、ついついタスクを実行する手順を自分で考え始めてしまったりして時間がたち、そもそも2/3しか問題に手がつきませんでした。途中から2回目に備えてすべての問題を見ておくのが精一杯でした。
結果41%、さすがにこれは学習方法が悪いと思い、即日Kubernetes CKS 2021 Complete Course + Simulatorを購入しました。

Kubernetes CKS 2021 Complete Course + Simulator 受講

Killer ShellについているインストールスクリプトでNUCにKubernetesをインストール後、スナップショットを取得しておき、演習して環境がよくわからなくなるとスナップショットに戻して演習しました。一度やった後はPracticeの冒頭だけ見て再度やってみて、早送り再生して回答を確認しました。

Killer Shell Simulator 実施

Killer ShellにはSimulatorという、本試験同様2時間の模擬試験がついています。やってみるとなんと46%!1回目試験から5%しか上がっていない、、本試験より難しいと書いてあるとはいえ驚愕しました。この時点ですでに2回目試験をスケジュール済でした。Simulatorは36時間環境が保持されるので、回答を見ながらすべての内容を確認しました。

Kubernetes CKS 2021 Complete Course + Simulator 復習

私はとにかくたんたんと素早く行うことが苦手なので、Killer Shellの演習を冒頭だけ見て再度やるだけではなく、演習内容と回答部分を1.75倍速再生、ときどきやむを得ず一時停止して行いました。これにより余計なことを考えず素早くたんたんとやるくせをつけるようになったと思っています。

2回目受験

タスクは適当にみて、手順をたんたんと、つまったら次に進むように心がけたらすべてのタスクを行うことができました。途中とにかくコピペするのにCtrl+Insert、Shift+Insertするのが苦痛でした。Macは ⌘+C、⌘+Vで済むのに、WindowsはCtrl+Insert、Shift+Insert。

所感

合格しなかったらコピペしやすいM1 Mac買っちゃうところだったので合格してよかったです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください