福祉国家というとスウェーデン・ノルウェーといった北欧が有名だが、イギリスも十分福祉国家だった。日本は家族が政府の構成員だという意識がある以上無理なんじゃないのかね。なんでもかんでも世帯収入で考える。典型的な日本企業に就職するとき、両親と住んでいるかどうか、回答する必要があったし。
印象的だったのは高いと売れないからいいものを作らなくなった、というくだり。ちょうど正月、小学生のころは当たり前だった、おいしいみかんがすっかりなくなってしまっていた。きっとおいしいみかんを欲しいと思う人がいなくなってしまったんだと思ってた。まだおいしいお茶はあるが。