フューチャリスト宣言を読む。タイトルが知らない言葉なので、だいぶ損してるんじゃないかな。
知らない人に会うのが楽しみだ、みたいなすごいオープンな人でない限り、ネットで知らない人と出会ってよかったよ、という体験がないとネットに恐れしか抱けないんじゃないだろうか。あとは、やっぱりリアルに満足感が少ない人。これは本書にも出てきてる。実際自分もリアルが行き詰ったときにネットに依存して、そこで知らない人に出会った経験があるからネットを信用してる。人見知りする性格からして、あのときの経験がなければいまでもネットに恐れしかないと思う。その先のことに関心があっても、ボーっとみているだけだったろう。
自分もSNSに魅力を感じてなくて、SNSが出た当初、まったく予想できない人と会えるのがインターネットのいいところなのに、昔に戻っちゃったな、と思った。インターネットは世界を広げるためにある、という意識しかあの時はなかった。逆に世界を維持する道具っていうのも大事だと今は思っている。本来リアルで用を成すべきものだが、やむを得ず時間・空間を共有できないために使用するのがSNSなのかな。とすると世界を維持する道具が1.0か。
そういえばSecond Lifeにはぜんぜん触れられていなかったな。時期的には可能だったと思うけど、なぜだろう。