書評:プレカリアート―デジタル日雇い世代の不安な生き方

「プレカリアート」って著者独自の造語ではなく、きちんとした造語だったのね。「プレカリアート」には非正規労働者だけでなく、ひどい労働環境の正社員も含まれるらしい。そんなこといったらほとんどの正社員が含まれちゃうんじゃない?

本書では非正規労働者に論点を置いているため、とにかく正社員を増やすことが具体的目標のようだ。たしかに非正規労働者になりかねないから、そのような社会は望ましい。でももう正社員なんだよなあ。

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